2011年6月20日(月) 奈良3

 前回からの続き、ポーランド人案内奈良シリーズ3です。

 子鹿たちのいる鹿苑を出て、春日大社に向かいました。
うっそうとした森の中を進みます。
Eさんたちは、灯篭を指さして聞きました。
「いったいあれは何か」
私はしどろもどろで答えました。
「昔は電気がなかったからね。ろうそく、ろうそく、ええと、ろうそくを(ともすという単語が分からなかったので)焼いて光が輝きます」要は知っている単語の総動員ですね。
しかし、今回はこれでも通じまして、彼ら、うなずいて「あああ、灯篭(latarnia)なんだ」と納得。
「そうそう、それよそれ、ラタルニア(灯篭)」と、さっそくその単語を覚えて次に使えばいいのです。
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「でも」知りたがり屋のEさん、更に突っ込んできました。
「なぜあんなに灯篭があるの?もう少し間が空いててもいいんじゃない?」
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確かにそのとおり。灯篭はぎっしり並んでいて、確かに多すぎ。ろうそくがいくら暗いからってあんなにぎっしりあるのはなんでや?そんなことあんまり考えたことなかったので、わからない。
 で、じっくり灯篭を眺めますと、それぞれ人の名前や店などの名前が彫ってあるのがあります。
 多分、稲荷神社の鳥居がぎっしり並んでいるように、これも寄進した人が名前を彫ってもらっているんだろうな。しかしそれをどうやって説明するのだ?
 あーとかうーとか唸っている間に、手水場に到着。片言英語の友が張り切って
手の洗い方を説明。そばに洗い方が書かれている看板を読みながら、片言英語で手取り足取りで教えます。
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 私はそういう順番を詳しく知らなかったので「へええ」と驚くばかり。
 不真面目ではありますが、私は一応キリスト教の洗礼を受けているので、神社で拝みますけど、儀式的なことは今もしません。なのでよく知らないのです。

 ポーランド人はカトリック教徒なので、他宗教の儀式を強制をしたくないと思っていました。が、彼らは喜んで手を洗い、拝んでいました。
ある種の熱心なプロテスタントとは違って、カトリックはおおらかですね。

 さて、参道にこんな鹿がいて、私たちにおじぎをしてくれました。
 餌をねだっているのかもしれませんが、とにかく何度も首を振るのです。首には首輪のようなものを巻きつけていて、飼い鹿なのだろうか?あるいは生態系を調べるために電波を発信する装置を付けているのだろうかと気になりました。この子以外に近辺に鹿はいなかったので、特に変だと思いました。
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 片言英語の友は
「この鹿は遠隔操縦されていて、人が通るとおじぎするように首に電気が来るようになってるんだよ。かわいそうに」と言い出しました。
「そんなの動物虐待じゃない!鹿は神様のお使いなのだから、鹿にそんなことしたら逮捕されるはずだ」と私は反論。
本当はどうなのでしょうかね?ただ、絶対に「鹿を遠隔操縦」ではないと思います。

 

 春日大社で、片言英語がおみくじ(英語)を二人に買ってあげました。
外国人向きにちゃんと英語みくじもあるのです。
Eさんは中吉、Jさんは吉でした。good fortune などと書いてありました。
英語が分からないJさんは興味なさそうでした。
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 ご神木が見えたので、Jさんに「あれは神様の木です」と説明。
「神様の持ち物の木でなく、木の中に神様が入っています」直訳するとこんな感じ。
しかしこれでは、「日本の神様は木に住む小人か」と思われそう。案の定、Jさん、はあ?って顔をしました。
もとい、言い直さなければ・・・
「わかります?日本人は自然の中に神様を感じるのです」と言うと、穏やかな表情でうなすきました。
 
 さて春日大社の後は東大寺です。
 参道には鹿がたくさんいます。
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修学旅行生もたくさんいました。
シーズンですね。
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 Eさんたちは、日本の学生は静かだと感心していました。
私たちにしたら、中学高校生は決して静かではなく、こういう観光地で学校の遠足の団体と一緒になるのはあまり好きではありません。
「ポーランドの中学高校生は、もっと大声で騒ぎます」だそうです。
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大仏殿が見えると、二人は「ファンタスティコ(素晴らしい)」と大喜びでした。
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大仏殿に入る前でEさん、「これ(真ん中の八角灯篭)は何?」
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先に覚えたポーランド語のラタルニア(灯篭)という単語で答えると一発で納得。
「灯篭のポーランド語があるのか?」と片言英語の友が感心していました。
でもこれ、火が灯ったところをぜひ見てみたいです。



大仏さん。
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ポーランド人案内・奈良シリーズ書ききれなかったので次回に続きます。

ジロと花の写真も入れておきましょう。
小川で喜ぶジロと花
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おたぬき山は、サツキ系のツツジが満開です。
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花期が長いヤマボウシ
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卯の花もまだたくさん咲いています。
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ヒメジョオンもけっこう、かわいい。
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by andrzej11 | 2011-06-20 23:57 | 旅行


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