2011年6月25日(土) 奈良4

 前回からの続き、奈良4です。

大仏殿に入りました。
ポーランド人二名(EさんとJさん)は、入る前に手水場で手を清め、常香炉で煙を浴びました。
片言英語の友がしっかりやり方を教えたからです。
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「これを浴びると健康に良いからね」と言いますと、真面目にうなずいていました。
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中に入ると、二人は大喜びで、大仏の写真を撮っていました。

これは大仏の隣の虚空蔵菩薩
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Eさんは、来る前に調べてきたのか、「大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴をくぐる所があるそうですが」と聞きました。
そんなの初耳でしたが、大仏の裏に回ってみると、確かにそういう穴が円柱の下の方に開いていて、何人かがくぐって騒いでいました。
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 EさんもJさんも良い体格なので、その穴をくぐれそうにありません。
中学生たちがくぐるのにも、窮屈で苦労していました。
考えてみると、人間が(細めでないと無理ですけど)くぐれるほどの鼻の穴なのですから、いかに大仏が大きいか分かります。
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 土産売り場で二人は家族にお土産を選びました。
大仏の小さなマスコットや栓抜きをいくつか買っていました。
数珠は買ってなかったですね・・・
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 Eさんはお守りに興味を持ち、春日大社で買おうとしていましたが、片言英語の友が「大仏殿の方が良いから」と止めていたので、ここではぜひとも買いたがっていました。

 片言英語の友が、大仏が金糸で描かれているお守りを見せて、「これがいいよ。願掛け、つまりすべての望みが叶うんだから」と勧めましたが、Eさんは見向きもしません。
お守り売り場には英語でも「ご利益・効能」が書かれていており、もっぱら「学業守り」を探していました。Eさんには高校生くらいの息子が二人いて、一人は受験だとか。
いずこも子供の勉強、成績が気になるのは同じですね。
 ご主人のためには、健康お守りを買いました。



 一行は奈良まちへ市バスで行き、古い街並みを歩きました。

 奈良では、庚申(こうしん)さんという、魔除けが家々の前に吊るされています。
庚申さんは、身代わりになって、災いをうけてくれるのだそうです。
などと偉そうに書きましたが、ネットで調べたから書けるのであって、奈良に行ったときにはわかりませんでした。
Eさんらに「あれは何のためなのか?」と聞かれて困ったんですね。
岐阜の方にも似た形の「さるぼぼ」がいますし、京都や彦根にも似たような「くくりサル」がいますので、「サル」だとは言いましたが、まさか身代わりだとは・・・
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例え、その時、分かっていたとしても、「身代わり」と言う単語を知らないし、ろくに説明できなかったに違いありませんけど。

他に防火用水バケツが各戸に置いてあるのを「何か?」と聞かれました。
火事の時消すためと答えましたが、よくよく考えたら、火事だとあんな小さなバケツ一杯では消せまいなあ。

最後に、くずきりの店に入りました。くずきりが大好きな片言英語の友が、前もって調べていた店で、少し探し回りました。
 中は純和風の素敵な部屋になった店でした。
部屋からは風流な坪庭が見渡せます。
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部屋の関係で、片言英語の友とソ連帰りの二人と、ポーランド人二名と私の三人は別々の部屋になりました。

さて、
くずきりはツルツルしていて、EさんもJさんも食べるのにとても大変です。
おはしから逃げるくずきりに二人ともくすくす笑っていました。
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Eさんがまた質問。
「これはいったい何からできているの?」
え?何だろう?きっとこんにゃくみたいなものだろうと思いましたが、こんにゃくの単語が分からない。こんにゃくは芋の一種。しかし私の知っている芋の単語はジャガイモ(カルトフェリ)だけ。
 なので、カルトフェリだと言いますと、二人とも目を丸くして驚いていました。
ジャガイモはポーランド人もよく食べますが、あれからこんなものができるわけないじゃない、と思ったようです。
 後で、別室で食べていた片言英語の友にもう一度尋ねたようです。
片言英語の友は「またいい加減なことを教えて!くずきりは木の根から作るの!」とえらく怒ってました。
 語学以前の(私の知識がないことで)問題ですね、これは。

 なんとか無事に?奈良案内が終わりました。

 いや、いい加減なずっこけた奈良案内でございました。
でもとても楽しかったのは、彼ら二人のポーランド人がとても熱心で良い人たちだったからだと思います。一緒に案内した二名の日本人たちも、楽しかったと喜んでいました。
 また、新たな日本再発見の旅でもありました。

これでポーランド人を奈良に案内するシリーズは終わりです。

ジロと花の写真を入れておきましょう。

夏はこれに限る!
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霧の中を歩く花
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ジロ
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by andrzej11 | 2011-06-25 23:57 | 旅行


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