2008年6月9日(月) 福の旅立ちの日
さていよいよ福が大きな町の時計屋さんにもらわれていく日(6月7日)が来ました。
出発は午後ですので、朝、皆で散歩に行きました。
最後のお散歩と思うとさびしくて、どんな福の仕草もいとおしく感じました。
保護してから三週間足らず・・・最初来た時よりひとまわり大きくなりました。
ジロ、花が子犬の時は怖がって渡れなかった側溝も福はらくらく飛び越えます。
さすが鍛えられています。
森の中で記念撮影。
大きな丸太はまだ乗り越えられず、リードで持ち上げてやると、必死で乗り越えました。
この前向きなパワーが福を生き延びさせたのではと思います。
けなげに一生懸命生きています。
森の中の小さな池に到着。
ジロはさっそく水につかりました。
福は、いろんなカエルの鳴き声に驚いています。
なんでも見たい、知りたい年頃・・・
池に映る空が深い・・・
はにかむ福
池の端でジロ花と記念撮影。
元気に走る福
間もなく出発です。
お世話になった近所のラブママさんちにご挨拶に行きました。
福「ラブちゃん、きょうでお別れよ」
ラブ「うんうん、元気でね」とおしりのにおいをクンクン。
ラブちゃんのお家に、福は何回か預けられましたが、そのたびにラブちゃんは緊張して疲れたそうです。犬同士でも相性があるんですね。ラブちゃん、ごめんね。
ラブママさんには三回も車を出して福を獣医さんなどに運んでくださいました。
本当にありがとうございました。
お世話になったお迎えのHさんちのキャバリア犬はなべえ君ともお別れの挨拶。
福は怖がっています。
二匹は接近。
「バイバイ」
「なかよく遊びたかったね」
花姉ちゃんと別れの挨拶。
飼い主「ほれ、花ちゃん、福ちゃんと会うのこれが最後かもしれないよ。ごあいさつしなさい!」
「うるさいわねえ!あっちへ行きなさいよ!」
最後だと言うのに、またまた花は吠えました。
・・・・・・
花も福が突然生活に入り込んで来てに疲れたんでしょう。ごめんね花。
ジロと福はいとおしそうにお別れしました。
後ろで花があさっての方向向いてまったく無視しているのが対照的。
大好きよ、ジロ兄ちゃん・・・・
もし大金持ちの土地持ちだったら、ジロと福が結婚させてそっくりな子犬をたくさん育てたい・・・と夢のようなことを一瞬考えてしまいました・・・。
そして夫の運転する車に乗って大きな町へ出発しました。
福が乗り物酔いをするかもしれないので、私はずっと膝に抱いて頭をなでていました。
福は全然酔いませんでした。
やがて大きな町の商店街に到着。
そして初めて、福の里親さんになる時計屋さんご一家と対面しました。
実は
里親さんに会うまでは、半分は不安でした。もし変な人だったら連れ帰ろうと思っていたくらいでした。
しかし、ご一家の表情や様子を見てこの方たちなら安心して福を託せると思いました。
本当に犬好き一家で、皆さん福を一目見て温かいまなざしで大喜びでした。
福は着いて間もなく、道の真ん中でうんこさんをしました。
ご主人はうんこさんを見るなり「おお、いい色してますね!」と感心。
確かに大きくて健康な練り状便でした。
私はフンの始末をしながら、「よかったね、福。いい里親さんだよ」と感じました。
また福が落ち着いているのにも驚きました。
臆病で人の影を見かけただけで、後ずさりして逃げようとするはずだったのに・・・
さっそくご主人の引くリードに合わせて人や二輪や車の音でにぎやかな道を歩き出しました。
「かわいい!」とさっそく声をかけてくれる娘さんもいましたが・・・・
福はそれほど怖がりません。
もちろん福はさほど嬉しそうでもありませんでしたが、それほど恐れてもいません。
最後に福を抱っこした時、福は新しい飼い主さんの方へ行きたがりました。
ちょっとさびしかったけど、福のためには良いことです。
最後に時計屋さん一家と記念撮影をしました。
雑踏の中、カメラを向けたのに、福はちゃんとカメラを見ています。
そうそう、福はもう福ではないのです。
この家では、代々、雑種のメスを飼い続け、犬の名前はポリーと決まっているのだそうです。
さっそくおじいちゃんに「ポリちゃ~ん!」と呼ばれていました。
帰り道、膝に乗せていた福(ポリー)のぬくもりがまだ感じられ、何ともさびしくはありましたが、同時にさわやかなほっとした気持ちでいっぱいでした。
良い飼い主さんと分かり、安心したからです。あの方たちなら大丈夫だという確信がありました。
仲介の方が「本当に犬をかわいがってくれる一家だから」とおっしゃってられたとおりです。
夫と私は話しました。
「福があの賑やかな所でちっとも怖がらなかったのは不思議」
「まるで初めてじゃないみたいだったね」
「ひょっとして、福は前代ポリーの生まれ変わりでは?」
「きっとそうかもしれない。もともと福はあそこに行くことにきまってたんだ」
もちろん、この先どうなるか保証はありませんがそれは人間とて同じこと。
町を普通に歩いて刺されるかもしれないのですから・・・。
それはともかくとして・・・・
またしばらくしたら福、いやポリーに会いに行こうと思います。
時計屋さん一家のおばあちゃんは何回も「また会いに来てやってください」と頭を下げておられました。そして
「大事に育ててくれたのに、お別れなんて悪いですねえ」と気遣ってくださいました。
ポリーだけでなく、おばあちゃんにも会いたいと思います。
ポリちゃん、福、幸せに!
出発は午後ですので、朝、皆で散歩に行きました。
最後のお散歩と思うとさびしくて、どんな福の仕草もいとおしく感じました。
保護してから三週間足らず・・・最初来た時よりひとまわり大きくなりました。
ジロ、花が子犬の時は怖がって渡れなかった側溝も福はらくらく飛び越えます。
さすが鍛えられています。
森の中で記念撮影。
大きな丸太はまだ乗り越えられず、リードで持ち上げてやると、必死で乗り越えました。
この前向きなパワーが福を生き延びさせたのではと思います。
けなげに一生懸命生きています。
森の中の小さな池に到着。
ジロはさっそく水につかりました。
福は、いろんなカエルの鳴き声に驚いています。
なんでも見たい、知りたい年頃・・・
池に映る空が深い・・・
はにかむ福
池の端でジロ花と記念撮影。
元気に走る福
間もなく出発です。
お世話になった近所のラブママさんちにご挨拶に行きました。
福「ラブちゃん、きょうでお別れよ」
ラブ「うんうん、元気でね」とおしりのにおいをクンクン。
ラブちゃんのお家に、福は何回か預けられましたが、そのたびにラブちゃんは緊張して疲れたそうです。犬同士でも相性があるんですね。ラブちゃん、ごめんね。
ラブママさんには三回も車を出して福を獣医さんなどに運んでくださいました。
本当にありがとうございました。
お世話になったお迎えのHさんちのキャバリア犬はなべえ君ともお別れの挨拶。
福は怖がっています。
二匹は接近。
「バイバイ」
「なかよく遊びたかったね」
花姉ちゃんと別れの挨拶。
飼い主「ほれ、花ちゃん、福ちゃんと会うのこれが最後かもしれないよ。ごあいさつしなさい!」
「うるさいわねえ!あっちへ行きなさいよ!」
最後だと言うのに、またまた花は吠えました。
・・・・・・
花も福が突然生活に入り込んで来てに疲れたんでしょう。ごめんね花。
ジロと福はいとおしそうにお別れしました。
後ろで花があさっての方向向いてまったく無視しているのが対照的。
大好きよ、ジロ兄ちゃん・・・・
もし大金持ちの土地持ちだったら、ジロと福が結婚させてそっくりな子犬をたくさん育てたい・・・と夢のようなことを一瞬考えてしまいました・・・。
そして夫の運転する車に乗って大きな町へ出発しました。
福が乗り物酔いをするかもしれないので、私はずっと膝に抱いて頭をなでていました。
福は全然酔いませんでした。
やがて大きな町の商店街に到着。
そして初めて、福の里親さんになる時計屋さんご一家と対面しました。
実は
里親さんに会うまでは、半分は不安でした。もし変な人だったら連れ帰ろうと思っていたくらいでした。
しかし、ご一家の表情や様子を見てこの方たちなら安心して福を託せると思いました。
本当に犬好き一家で、皆さん福を一目見て温かいまなざしで大喜びでした。
福は着いて間もなく、道の真ん中でうんこさんをしました。
ご主人はうんこさんを見るなり「おお、いい色してますね!」と感心。
確かに大きくて健康な練り状便でした。
私はフンの始末をしながら、「よかったね、福。いい里親さんだよ」と感じました。
また福が落ち着いているのにも驚きました。
臆病で人の影を見かけただけで、後ずさりして逃げようとするはずだったのに・・・
さっそくご主人の引くリードに合わせて人や二輪や車の音でにぎやかな道を歩き出しました。
「かわいい!」とさっそく声をかけてくれる娘さんもいましたが・・・・
福はそれほど怖がりません。
もちろん福はさほど嬉しそうでもありませんでしたが、それほど恐れてもいません。
最後に福を抱っこした時、福は新しい飼い主さんの方へ行きたがりました。
ちょっとさびしかったけど、福のためには良いことです。
最後に時計屋さん一家と記念撮影をしました。
雑踏の中、カメラを向けたのに、福はちゃんとカメラを見ています。
そうそう、福はもう福ではないのです。
この家では、代々、雑種のメスを飼い続け、犬の名前はポリーと決まっているのだそうです。
さっそくおじいちゃんに「ポリちゃ~ん!」と呼ばれていました。
帰り道、膝に乗せていた福(ポリー)のぬくもりがまだ感じられ、何ともさびしくはありましたが、同時にさわやかなほっとした気持ちでいっぱいでした。
良い飼い主さんと分かり、安心したからです。あの方たちなら大丈夫だという確信がありました。
仲介の方が「本当に犬をかわいがってくれる一家だから」とおっしゃってられたとおりです。
夫と私は話しました。
「福があの賑やかな所でちっとも怖がらなかったのは不思議」
「まるで初めてじゃないみたいだったね」
「ひょっとして、福は前代ポリーの生まれ変わりでは?」
「きっとそうかもしれない。もともと福はあそこに行くことにきまってたんだ」
もちろん、この先どうなるか保証はありませんがそれは人間とて同じこと。
町を普通に歩いて刺されるかもしれないのですから・・・。
それはともかくとして・・・・
またしばらくしたら福、いやポリーに会いに行こうと思います。
時計屋さん一家のおばあちゃんは何回も「また会いに来てやってください」と頭を下げておられました。そして
「大事に育ててくれたのに、お別れなんて悪いですねえ」と気遣ってくださいました。
ポリーだけでなく、おばあちゃんにも会いたいと思います。
ポリちゃん、福、幸せに!
by andrzej11
| 2008-06-09 19:10
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