2011年4月26日(火) 釣女続き(長浜曳山)
(前回からの続きです)
かわいいお嫁さんを釣り上げた大名に習って、太郎冠者もお嫁さんを釣り上げましたが・・・とんでもないオカメが釣れました。
オカメの方は太郎冠者を気に入って嬉しそうですが・・・
あああ、えらいものを釣っちゃったなあ・・・
太郎冠者は後悔しています
「高砂や~!せっかく恵比寿さまが授けてくださった嫁ではないか!末永く添い遂げよ!」大名が言いました。
「うれしいわ!私たち、結婚するのね!」オカメが笑うと
太郎冠者は「あああ、人生真っ暗でござる!」
祝言のお酒を豪快に飲む花嫁
ごくごく
太郎冠者は「あああ、なんということ!」
太郎冠者さん、チューして!
お前とキスするなんて嫌だよ。でもお酒だけはいただこうっと!
あらひどい!っとふくれるオカメ。
お祝いの踊りを踊る大名夫妻の横で、
太郎冠者はただただ、ため息をついています。
そうこうしている間に、オカメは太郎冠者によりかかったまま、眠ってしまいました。
太郎冠者がつついてもオカメは起きません。
どさくさまぎれに、太郎冠者は、大名のお嫁さんを略奪しようと試みました。
「僕、こっちの方がいいんだ!」
こら、彼女はわしの女房だぞ!
大名はあわてて、お嫁さんを取り戻そうとします。
大名はお嫁さんを取り戻しました。
「太郎冠者、もう観念いたせ!」
太郎冠者は「どうしてもそっちの子がいい!」と頑張っています。
「はいそこまで!」オカメが中に入りました。
「太郎冠者さん、あんたにはあたしがいるじゃないの!」
「さあ、わしらはもうあっちへ行こう」仲良く立ち去る二人と騒ぐ太郎冠者。
大名がうっかりしている間に、また太郎冠者はお嫁さんを奪おうとしました。
「あ~れ~」お嫁さんは大名を呼びました。
大名はお嫁さんがいなくなったのに気づきません。
その間にオカメが大名に近づきました。
「こっちの人でもいいわ」
気が付いた大名は「お前はいらん!。太郎冠者のところへ行け」
「僕、もうこの子をぜったい離さないもんね!」
「太郎冠者、いい加減にせい!しつこいぞ、お前」
「あなた~!助けて~」
「さあ、帰ろう。」
「はい、あなた」
仲睦まじく帰る二人。太郎冠者は大慌て。
オカメがちょっと席をはずしている間に太郎冠者は布をかぶって隠れました。
オカメは、姿が見えなくなった太郎冠者を探す折りに、手伝う後見の少年にも「あたしとつきあわない?」とナンパし、断られています。(相手は誰でもいいのか?)
オカメは、太郎冠者の大好きなお酒の入ったひょうたんを釣り下げると、お酒好きの太郎冠者はすぐに姿を現しました。
今度は太郎冠者がオカメに釣りあげられたのですね。
結局、男が女に釣りあげられているのが結婚かも?
怖いお嫁さんにあたって、苦労している男性もたくさんいるでしょうね。
笑いの中にもちょっぴりペーソスが感じられました。
最後に登場人物全員が回りました。
最初に舞を舞った子供も後見の子も登場。
みんな本当によくできたね。
素晴らしい演技にお客さんは大爆笑でした。
演じた少年たちは、ごく普通の地元の小学生と幼稚園児のようです。
これからも、郷土の誇りでもある豊かな文化を継承していってほしいと思いました。
挨拶が終わると、緊張がとけて、普通の顔に戻った子供たち。
このオカメ役の少年だけは、終わった後も愛想を振りまいてくれました。
君、役者だね!
順番にまた肩車されて退場。
写真を撮る見物人
実際のセリフは、古い狂言の言葉でしたが、ここでは勝手に今風に書きました。実際に話された言葉とは全然違います。芝居の流れそのもは、変わらないと思いますが。
来年も是非見に行きたいと思います。
かわいいお嫁さんを釣り上げた大名に習って、太郎冠者もお嫁さんを釣り上げましたが・・・とんでもないオカメが釣れました。
オカメの方は太郎冠者を気に入って嬉しそうですが・・・
あああ、えらいものを釣っちゃったなあ・・・
太郎冠者は後悔しています
「高砂や~!せっかく恵比寿さまが授けてくださった嫁ではないか!末永く添い遂げよ!」大名が言いました。
「うれしいわ!私たち、結婚するのね!」オカメが笑うと
太郎冠者は「あああ、人生真っ暗でござる!」
祝言のお酒を豪快に飲む花嫁
ごくごく
太郎冠者は「あああ、なんということ!」
太郎冠者さん、チューして!
お前とキスするなんて嫌だよ。でもお酒だけはいただこうっと!
あらひどい!っとふくれるオカメ。
お祝いの踊りを踊る大名夫妻の横で、
太郎冠者はただただ、ため息をついています。
そうこうしている間に、オカメは太郎冠者によりかかったまま、眠ってしまいました。
太郎冠者がつついてもオカメは起きません。
どさくさまぎれに、太郎冠者は、大名のお嫁さんを略奪しようと試みました。
「僕、こっちの方がいいんだ!」
こら、彼女はわしの女房だぞ!
大名はあわてて、お嫁さんを取り戻そうとします。
大名はお嫁さんを取り戻しました。
「太郎冠者、もう観念いたせ!」
太郎冠者は「どうしてもそっちの子がいい!」と頑張っています。
「はいそこまで!」オカメが中に入りました。
「太郎冠者さん、あんたにはあたしがいるじゃないの!」
「さあ、わしらはもうあっちへ行こう」仲良く立ち去る二人と騒ぐ太郎冠者。
大名がうっかりしている間に、また太郎冠者はお嫁さんを奪おうとしました。
「あ~れ~」お嫁さんは大名を呼びました。
大名はお嫁さんがいなくなったのに気づきません。
その間にオカメが大名に近づきました。
「こっちの人でもいいわ」
気が付いた大名は「お前はいらん!。太郎冠者のところへ行け」
「僕、もうこの子をぜったい離さないもんね!」
「太郎冠者、いい加減にせい!しつこいぞ、お前」
「あなた~!助けて~」
「さあ、帰ろう。」
「はい、あなた」
仲睦まじく帰る二人。太郎冠者は大慌て。
オカメがちょっと席をはずしている間に太郎冠者は布をかぶって隠れました。
オカメは、姿が見えなくなった太郎冠者を探す折りに、手伝う後見の少年にも「あたしとつきあわない?」とナンパし、断られています。(相手は誰でもいいのか?)
オカメは、太郎冠者の大好きなお酒の入ったひょうたんを釣り下げると、お酒好きの太郎冠者はすぐに姿を現しました。
今度は太郎冠者がオカメに釣りあげられたのですね。
結局、男が女に釣りあげられているのが結婚かも?
怖いお嫁さんにあたって、苦労している男性もたくさんいるでしょうね。
笑いの中にもちょっぴりペーソスが感じられました。
最後に登場人物全員が回りました。
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みんな本当によくできたね。
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順番にまた肩車されて退場。
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来年も是非見に行きたいと思います。
by andrzej11
| 2011-04-26 23:39
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