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2007年11月8日 札幌旅行①

 先日、夫婦で札幌と旭川へ旅行してきました。
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 北海道へ行ったのは初めてです。
 久しぶりに飛行機に乗りました。
 私は飛行機が怖いので、乗ってる間、ひたすらイヤホンで音楽を聴き、いらんことを考えないようにパンフレットを見ていました。
いらんこと?とは
 飛行機が落ちないか、揺れないか、ハイジャックに逢わないか、床が抜けないか、機長が心身症で狂ってないか、変な乗客が携帯スイッチを入れないか、着陸のとき、車輪はちゃんと出るのか、タイヤはパンクしないのか、滑走路で他の飛行機とぶつからないか、着陸してから爆発炎上しないか・・・・などなどです。
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 席は、ボーイング777の真ん中の四席の右側でした。窓際ではないので、外の景色は見えず、良かった(自分の足の下が空中だとより認識するので見たくない)と思いきや・・・
 すぐ目の前の大型画面に、離陸から空へ上がりきるまでの外の様子が写っていました。
 はるか下に町や山が見えます。こわ・・・・ブルブル
見たくもないのに、そんなものが目の前で・・・・。

 さて、上に上がるとしばらく安定飛行でしたが、機長が
「北海道上空は荒れ模様です。あと10分経つと気流が悪くなり揺れだすので今のうちにトイレに行って下さい」と何とも恐ろしいことを放送。見ると、スチュワーデスたちもベルトをつけて座っています。
ますます固まって、覚悟を決め、念仏を唱えていましたが・・・・
 しかし神様、仏様、感謝です。10分経っても、飛行機は安定飛行のままでほとんどゆれませんでした。(時々ガタガタ横揺れしてましたが、その程度では飛行機では揺れたうちに入らないと思っているので)
  その代わり、また目の前の大型画面が着陸の模様を実況中継開始。
高度何メートルの文字が恐ろしい速さで低くなっていきます。どんどん降下しているのです。
若い友人が降下していくとき、体の贓物が全部上へ上がってくるような感じがするとしきりに言っていましたが、全然そんなことはありませんでした。エアーポケットならそうなるでしょうが通常の降下はそんなことにはならないと思うのですが・・・・

時速もどんどん下がって、しまいには毎時200何キロと新幹線並みの速度で、こんな遅くて落ちないのかと怖くてたまりませんでした。

そして真下の景色が後ろへと流れて行きます。
地面ははるか下で今落ちたら間違いなくお陀仏・・・・

恐ろしや・・・・そんな余計なものを中継しなくとも・・・・と思いつつ、高度が下がってくるのを見ているうちに、いつの間にやら機は滑走路を走っていました。
良かった!車輪がちゃんと出たようだ、しかしいかん、まだまだ油断は禁物。
着陸してから爆発した飛行機もあったではないか。

本当にほっとしたのは、降りて機体から離れてからでした。
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秋田上空から千歳まで五十分もかかったので、多分、気流の悪いところを避けて、回ったのだと思われます。到着は定刻より少し遅れました。
パイロットはできるだけ、気流の悪いところを避けて通るようにするそうですね。それでも運が悪いと、エアーポケットなどに入ってしまうのでしょう。
 真っ直ぐ高いところを水平飛行しているときはけっこう速いようですが、着陸するべく高度を下げていくのは、距離が近くても回るので時間がかかるし、大変なことなんだろうと思います。毎日山ほど飛んでいるのですけど・・・。


ちなみに私は飛行機に乗るのは初めてではありません。

 子ども時代、若い頃には何回も乗りました。子どもの頃はエアーポケットにあっても平気だったんですが、二十歳過ぎて、中国へ行った時に、帰りの飛行機が落ちながら離陸するという恐ろしい経験をしてからは怖くなりました。
 事故のニュースを聞くたびに怖くなり、今では100人以上も人を乗せてあんなに重たい鉄の塊が空を飛ぶなんてありえないと思っています。

これは搭乗する乗客の写真です。最初、こんなに大勢の人が乗るの?!と内心驚きました。
まるで映画館ではないか?重すぎだ!おかしい!(以前ジャンボに乗ったことが幾度もあるんですけど、久しぶりだったので)
それより、事故があったら、この人らと一緒に死ぬのかと思いました。
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しかし、こんな小さなプロペラ機も怖いです。よくゆれそう!ボンバルディアDHC8-Q400機
(ボンバルディアこわい!)
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・・・・こんなでかいものが空を飛ぶなんて、やはり信じられん!
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 さて、新千歳空港からは快速エアポート号に乗って札幌へ。
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この電車が面白いんです。
動きはじめが、いつも乗っているタイプの電車と微妙に違う。ゆっくり加速します。
インバータのヒューンヒューンという音がしない。
ここのは交流電車だからなのでしょうか?
721系 交流ですね。ちなみに直流は100、200、300番台。
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また、警笛がピーと甲高くて電気機関車みたいなのにも驚きました。
この手の電車の警笛はファ~ンとかピンポンピンポンなのですが、甲高いピーという音は意外や意外。最初聞いたときは貨物列車とすれ違ったのかと思いましたが、この電車なのです。

乗ると寒さが外に逃げないように(たぶん)扉と車室に仕切りがあります。
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両側にあるんですよ。
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乗り物の話はもういいからと言われそうなので、景色を。

きれいでした。紅葉が!
これは北大農学部です。
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白樺は北海道ではごく普通に生えるポピュラーな木。
私らの地方にも、どっかから持ってきて植えた白樺がありますが、こんなに太かったり、背が高くなりません。
ちなみに中央高速道の駒ヶ根インターで、普通の木に白く塗って白樺に化けさせた木を見ました。そんな姑息なことをしなくとも、北海道では白樺が普通なのです。
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雨上がりの北大
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札幌旅行次回につづく

おいらたちは、かかりつけ動物病院に預けられてました。
預けられるときは、二匹ともガタガタ震えて本当にかわいそうでした。
ごめんね。
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by andrzej11 | 2007-11-08 18:39 | 札幌旅行


愛犬を中心とした生活日誌


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